達人プログラマー

最近色々本を読んでいるので、折角だからなんか書いてみる。でも1000ページくらいの本を4並列で読んでいるのでしんどいかも。とりあえず、最初は激しく今更感が漂う達人プログラマ。評判が良い本だし、翻訳が村上神なので、ハズレは100%ないなと思って買ってみた。結論としては、予想通り面白い本だった。就寝前に最適(重量的な意味で)。

内容に関しては、さすがに十何年もプログラムを書いていると、「ですよねー」という感じのものしかない感じ。開発論と言うよりは、心得がいっぱい書いてある感じ。取り扱っている話題も深いわけでもなく、浅く広くという感じなので、正直どの段階の人が読むべきなのかわからない。早すぎるとまだ経験が足りずに、「数学って社会で役に立たないよねー」みたいな感想しか出てこなさそうな気もする。かといって遅すぎると、普段意識しているようなことしか書いてない。でも、普段意識していることしか書いてないと感じる人が多いというのは凄く重要なことだと思う。軽めの読み物としても楽しめる内容なので、自分にはなにか足りないものがあるかも知れないと感じている人は、読んでみるとなにか得るものがあるかもしれない。

本を沢山読むと知識が増え、それに伴ってできる事の幅が広がるので楽しい。この本の中にも、「常に新しいことを学べ。本をいっぱい読め。プログラミング言語も新しいのに触ってみろ。」というのが何度も出てくるのだけど、ですよねーという感じ。特に色んな言語に触ってみるのは重要。別に習得する必要はないんだから、気軽に色々やってみると良い。どの言語も、他の言語と比較してダメな部分もあれば、その言語特有の良さもある。その良い部分触ったことによって得た経験を他の言語でも生かすことができれば、プログラミングの楽しみが増えること間違いなし。そして段々C++にストレスを感じるようになりつつも、他の手段がないので仕方なく触っていたらずるずると深みにry

ちなみに、今までこの手の本をあまり読んでなかったのは、この手の本は今更読んでも得るものが少ないから。でも、プロとしてやっていく上では、読めと言われる本にはとりあえず全部目を通しておきたい。どれだけ本を読んでも、自分が作るものの質が落ちる事は無いし、逆に品質が改善されるような要素しかない。だったら読むしかない!品質改善に終わりはない!

まあ、今は本当に知識がないので、今年はデータベースとトランザクション処理の本を中心に沢山読む予定だけど、同時に開発論の本も沢山読む予定。一応Code Completeも読む。でもまずは薄い本から。寝っ転がりながら読めないので/(^o^)\