卒論終了

長かった〜。色々勉強になった。実験しては悩み、実験しては悩みの繰り返しだったけど、最終的になんとかまとめる事ができて良かった。かなり運ゲーだったけどw 最初は、これだけで行けてしまうのではないか!って思ってたものが、実は全然ダメだったりなど。他にも、これ良いよ!この手法完璧だよ!みたいな主張をしてて、読んでても素直に凄いと思ってしまう手法も、想定されていない問題に利用してみると色々と問題(というか改善点)が見つかったり。その過程で今の研究内容が得られたんだけど、なかなか面白かった。

でも、それは終わったから面白かったと言えるだけで、やってる最中は苦痛が多かったw ヤバイヤバイしか言ってなかった気がする。実験をしてる最中は凄く面白いんだけどねー。やっぱ俺はプログラムを書くのが好きなのだなーというのが良く分かって終了。

実験の過程で、体で覚えた事としては、HDDのシークの遅さ!もの凄く遅い。シーク2回でデータを取りに行けても、データを取りに行く回数が百億超えてるともう無理ですね。しかも、データは平均数10バイトかつほぼ完全なランダムアクセス、ファイルサイズも100GB越えなのでキャッシュにも乗りきらずみたいな、HDDでやるには最悪の条件が整いすぎてて残念だった。何とかデータを50GBくらいに圧縮して実行するも、1度の試行に1週間以上掛かってしまう状態が続いていた。しかし、1/6からメモリ64GBのマシンを使わせて貰えることになり、一気に状況が変化。実験が4時間前後で終わるようになった。そこから結果をひたすらとり続け、その結果から問題が見えたら改善案を実装して試し、というのを繰り返し、何とか終了。まだ取り終えていないものもあるので、来月の別の発表時にはもう少し完全な状態になるはず。

最後に、先生や某先輩達から色々アドバイスを貰えるという環境はやっぱり貴重だと言うのを実感した。英語とプログラミング以外は、6年間孤独に勉強してたので、教えて貰えることのありがたみが良く分かる。英語とプログラミング以外はチンカスレベルなのが、聞く事の重要さを物語ってますね!人に聞けるのは幸せな事だと思う。



あとは残りのタスクを頑張って消化してしまおう。